ブラジル人は陽気でユーモアのある国民として知られているが、その習慣はアメリカ人やヨーロッパ人など、すべての国民に理解されるとは限らない。 その意味で、ブラジルの習慣の中には、外人から良い目で見られないものもある。

実際、ブラジルではごく普通の習慣、たとえば毎日シャワーを浴びる習慣や、誰かに対して（しかも人前で）愛情を示す温かい方法でさえ、他の国から来た人々には違った目で見られてしまう。

私たちは、文化は議論されるものではなく、習慣や価値観はその国や伝統によって変化する傾向があることを知っている。 それを念頭に置いて、私たちは外人から良い目で見られない7つのブラジルの習慣のリストを作った。

外人が奇妙に思うブラジルの習慣7選

ブラジル人の習慣は多岐にわたる。 シャワーを何度も浴びたり、毎日歯を磨いたり、その他にもいろいろな習慣があり、外人からは驚かれたり、不思議がられたりする。 以下にいくつかの習慣を紹介しよう：

1 - ブラジル人の年間休日は30日

ブラジル人は30日間の休日があることに特権を感じているかもしれない。 この権利はブラジルの労働法が保証するものであり、ほとんど独占的な特権である。 例えば、アメリカには労働法がなく、アメリカ人の休日は年間8労働日しかない。

祝日もまた、ブラジル人労働者の特権を示す理由のひとつである。 こちらでは約12日間の休みがあるが、イギリスのような国では国民の祝日は6日しかない。

2 - フォークとナイフでピザを食べる

外人が好まないブラジルの習慣のひとつに、ピザの食べ方がある。 ピザをナイフとフォークで食べるのは、アメリカでも時々あるように、気分を害する原因になりかねない。 ナプキンを使って食べることに慣れている外人は、より文化的で一般的でないブラジルの食べ方を鼻にかけるかもしれない。

3 - ブラジル人は毎日シャワーを浴びる

衛生問題は外人にとって非常に複雑で、毎日、時には1日に1回以上シャワーを浴びるブラジルの習慣に驚くほどだ。 熱帯諸国は気温が高いため、人々はより頻繁にリフレッシュすることを余儀なくされる。

本当に驚くのは、ブラジル人が街の気温にもよるが、1日に2～3回風呂に入ると言っても、外人が理解せず、怖がることだ。

4 - 食後の歯磨き

ブラジル人は毎日、食後など決まった時間に歯を磨く習慣がある。

昼食後に歯を磨くようなごく当たり前の光景が、外人には嫌がられる。 朝（起床時）と寝る前だけで、この部位を頻繁に消毒する習慣がないからだ。 不思議だろう？

5 - 昼食に時間がかかる

ブラジルの労働者は、仕事中に1時間、あるいは2時間の昼食時間を持つことに慣れている。 この時間帯は通常、良いレストランを選び、その時間を利用してゆっくりと食事をし、日中の休憩を取る（多くの場合、同僚と一緒に）。

ブラジル人と違って、外人たちは家から食べ物を持ち帰り、パソコンの前で食べる。 メニューも違うし、外人たちの昼食は、私たちの昼食よりも手軽で手の込んでいないスナック菓子のようになってしまう。

6 - ブラジル人はファロッファを好んで食べる

そしてメニューといえば、ブラジル人は食事の時にファロファを食べるのが大好きだ。 地方や都市に関係なく、ファロファは必ずどこかのレストランやブラジルの食卓に登場する。 白い小麦粉、トウモロコシ、あるいはキャッサバから作られるこの珍味は、ブラジルの食卓で成功を収めている。

世界の多くの国では、ブラジルの代表的な料理は知られておらず、私たちのファロファのようなものはありません。 ランチタイムにファロフィーニャを食べられないことがどれほど悲しいか想像してみてください。

7 - ファーストネームで人を呼ぶ

ブラジル人は他人をファーストネームで呼ぶ習慣があるが、ブラジル人の温かさに慣れていない外人にとっては奇妙な習慣である。

例えば、英語圏の国々では、ファーストネームで呼ぶことは失礼にあたるとされ、代わりに苗字を使うことが好まれる（特に年長者や上級職の人）。